授業の概要 |
人びとが製造・使用してきた生活用具・儀礼用具などの民族・民俗資料の保存とその管理について、保存科学の視点からの講義に、実習・見学を組み合わせた実践的な内容とする。資料の保存管理の上で基本となる博物館環境(温湿度、照明、生物被害対策)の管理、測定、整備の手法を理解するとともに、資料の収蔵・保管について学ぶ。 |
到達目標 |
資料の保存と管理の方法について学ぶことで、学術資料の取り扱いや保存管理手法について、自ら考えることができるようになること。 |
成績評価方法 |
講義内でのディスカッション(50%)、最終レポート(50%) |
実施場所 |
国立民族学博物館 |
使用言語 |
日本語 |
教科書・参考図書 |
特になし。適宜、配布する。 |
授業計画 |
集中3日間 ・概要説明、展示場見学(1コマ) ・博物館における資料の受け入れから登録、点検まで(1コマ) ・博物館環境・温湿度(1コマ) ・博物館環境・照明(1コマ) ・博物館の生物被害対策(1コマ) ・資料の収蔵・保管(1コマ) ・まとめ(1コマ)
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