授業の概要 |
まず,近現代の中小企業や自営業を主とした在来産業の経営,技術,労働などについて,既存研究の成果を確認し,論点を整理する。続いて,今後論文を書くにあたって必要な視点や研究手法を検討していく。また,中小企業や自営業,商家が労働者や消費者に与えた影響,かつそれらが各産業に対して与えた生活様式,価値観の変化などに対しても議論をしていく。授業は演習方式とする。 |
到達目標 |
論文を書くのに必要なフィールドワークや統計データ,文字資料などを用いた研究手法や表現方法,構成の組み方について学ぶ。 |
成績評価方法 |
発表内容(70%)と質疑応答(30%)によって評価する。 |
実施場所 |
国立歴史民俗博物館 演習室,研修室 |
使用言語 |
日本語 |
教科書・参考図書 |
随時紹介する。 |
授業計画 |
1.授業計画 2.在来産業,中小企業,自営業の研究史① 3.在来産業,中小企業,自営業の研究史② 4.在来産業,中小企業,自営業の研究史③ 5.産業技術史の研究① 6.産業技術史の研究② 7.産業技術史の研究③ 8.労働力に関する研究① 9.労働力に関する研究② 10.労働力に関する研究③ 11.福利厚生① 12.福利厚生② 13.嗜好と消費① 14.嗜好と消費② 15.まとめ |
他コース学生が履修する際の注意事項 |
レジュメの作成とそれに基づいた報告の機会が多くなる。 |
講義に関する問い合わせ先 |
日本歴史研究コース:soken@ml.rekihaku.ac.jp
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