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講義名 画像資料論
講義開講時期 後期 2nd Half
基準単位数 2
代表曜日 代表時限
コース等 33 日本歴史研究コース
授業を担当する教員
成績評価区分 Grading Scale A,B,C,Dの4段階評価 Four-grade evaluation
レベル Level Level 1
力量 Competence 学際性 Broad perspective

担当教員
氏名
◎ 箱﨑 真隆

授業の概要 木質文化財や自然埋没木などの木材資料を対象に、様々な撮影機器によるデジタル画像作成技術を実践的に学ぶ。樹種鑑定や年輪年代測定の基礎となる画像資料の加工・調整・合成等のデジタル処理技法についても学ぶ。画像資料に関連する様々な権利や法令についても学ぶ。
到達目標 実際に撮影機材の操作やPCでのデジタル処理を行うことで画像資料の作成・処理技術を習得し、文化財の記録、分析に必要な研究技術の基礎を身につける。
成績評価方法 授業への参加貢献30%,レポート30%,実習40%。
実施場所 国立歴史民俗博物館 大学院演習室・年代実験室
使用言語 日本語
教科書・参考図書 参考書:ナショナル ジオグラフィック プロの撮り方 完全マスター 新装版
授業計画 1. ガイダンス「文化財の撮影について」
2. 講義と実習1「デジタルカメラ撮影1:レンズの特性(広角・標準・望遠)」
3. 講義と実習2「デジタルカメラ撮影2:レンズの特性(マクロ)」
4. 講義と実習3「デジタルカメラ撮影3:ティルト・シフト、ライティング」
5. 講義と実習4「デジタル顕微鏡撮影1:広角マクロ」
6. 講義と実習5「デジタル顕微鏡撮影2:低倍率、自動撮影・合成」
7. 講義と実習6「デジタル顕微鏡撮影3:標準・高倍率」
8. 講義と実習7「スキャナー撮影」
9. 講義と実習8「画像処理1:深度合成、パノラマ合成」
10. 講義と実習9「画像処理2:露出・色調・トリミング」
11. 講義と実習10「画像処理3:形式・画質・解像度・ファイルサイズ変更」
12. 講義と実習11「樹種鑑定・年代測定への応用」
13. 講義と実習12「印刷・校正・出版」
14. 講義13「データ管理:写真という文化財」
15. 講義14「表現の自由と著作権・肖像権・知的財産権」
他コース学生が履修する際の注意事項 基本的に年代実験室で実習を行うので、歴博への出席を求める。
講義に関する問い合わせ先 hakozaki@rekihaku.ac.jp