授業の概要 |
日本列島の旧石器時代から古墳時代を対象に、考古資料を用いて社会の持続と変化のメカニズムを明らかにする方法を、考古学の理論と実践をもとに議論する。 |
到達目標 |
考古学および人類学の研究者として必要な、先史社会を解明するための哲学的視座と科学的基盤、およびそれに根ざした理論と方法を意識する。それを前提として、対象とする考古資料の分析と考察の手法を具体化させることを目標とする。なお、受講対象者の研究内容によって、授業計画各段階の比重を換えることがある。 |
成績評価方法 |
平常点(5割)、レポート(5割) |
実施場所 |
演習室 |
使用言語 |
日本語 |
教科書・参考図書 |
テキストは受講者の専門分野を加味して決定する |
授業計画 |
受講者の専門分野と講師の専門分野である縄文社会を中心に、社会論ならびに関連する議論を取り上げる。また、理論的基盤に関する人類学・社会学・認知科学の原典と現状を確認する。授業はこれらの関連文献を講読する形式で行う。
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他コース学生が履修する際の注意事項 |
事前に問い合わせ必要 |
講義に関する問い合わせ先 |
日本歴史研究コース:soken@ml.rekihaku.ac.jp |
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