授業の概要 |
墨書銘のある資料を中心とする近世の染織資料について、織法・染法・加飾法の分析方法の習得を目指すとともに、技術の時代的な推移と変化をもたらした要因などについて考察する。講義とともに、実資料を用いた実習を行う。 |
到達目標 |
染織技術について、自身の歴史観をもつようになることを目的とする。染織資料の取り扱い方を身につけるとともに、自ら体系立てて分析できる能力を培う。 |
成績評価方法 |
出席点(60%)とレポート(40%)。 |
実施場所 |
演習室および調査室 |
使用言語 |
日本語 |
教科書・参考図書 |
講義中に適宜紹介する。 |
授業計画 |
1.ガイダンス 2.染織資料の扱い方 3.染織資料の分類法 4.染織資料の命名法 5.材質の分析1 6.材質の分析2 7.織の分析1 8.織の分析2 9.染の分析1 10.染の分析2 11.加飾の分析1 12.加飾の分析2 13.仕立の分析1 14.仕立の分析2 15.総括 |
他コース学生が履修する際の注意事項 |
織物の組織の見分け方など、染織品に関する基礎知識を身につけている必要がある。 |
講義に関する問い合わせ先 |
日本歴史研究コース事務 |
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