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講義名 映像記録論
講義開講時期 通年(前期開始) Whole Year
基準単位数 2
代表曜日 代表時限
コース等 33 日本歴史研究コース
授業を担当する教員
成績評価区分 Grading Scale A,B,C,Dの4段階評価 Four-grade evaluation
レベル Level Level 4
力量 Competence 専門力 Academic expertise

担当教員
氏名
◎ 内田 順子

授業の概要 フィールドワーク等に基づく研究の成果を公開・共有するツールとして映像を活用する方法について,理論と実践を通して学ぶ。まず,歴史的な記録映像に基づき,映像制作および映像の共有についての基礎を学ぶ。また,受講生それぞれの研究分野において,これまでどのような映像が作られてきたのかについて調べ,映像を分析することを通して,映像制作についての基本的な知識を獲得する。さらに,撮影・編集の基本技術を身につけ,自身の研究の成果を短い映像にまとめる。授業はおもに講義形式で進めるが必要に応じて演習形式で行う。
到達目標 自身の研究分野に関連して,どのような映像がこれまで作られてきたのかについて調べる方法を身につける。また,映像制作についての基本的な知識を獲得する。さらに,撮影・編集の基本技術を身につけ,自身の研究の成果を映像にまとめることができるようになる。
成績評価方法 授業への参加貢献度(20%),課題の実施(40%),完成課題(40%)
実施場所 歴博・第3研修室
使用言語 日本語
教科書・参考図書 南出和余・秋谷直矩『フィールドワークと映像実践』ハーベスト社,2013年
分藤大翼・村尾静二・川瀬慈(編)『フィールド映像術』古今書院,2015年
授業計画 1. 学術的な映像の概要
2. 研究分野ごとの映像の活用例
3. 映像と倫理
4. なぜ映像を用いるのか:目標設定
5. 撮影の基礎
6. 録音の基礎
7. 編集の基礎
8. 映像企画の検討
9. 素材の収集と講評1
10. 素材の収集と講評2
11. 素材の収集と講評3
12. 編集と講評1
13. 編集と講評2
14. 編集と講評3
15.完成映像の発表と講評
他コース学生が履修する際の注意事項 学生の研究内容や研究の目的に適った履修であるかどうか検討が必要であるため、履修前に問い合わせること。
講義に関する問い合わせ先 日本歴史研究コース
国立歴史民俗博物館 研究協力課研究教育係
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町117番地
電話:043-486-4361(平日9:00~12:00及び13:00~ 17:00)
E-mail:soken@ml.rekihaku.ac.jp