シラバス参照

印刷
講義名 日欧政治交渉論
講義開講時期 前期 1st Half
基準単位数 2
代表曜日 代表時限
コース等 33 日本歴史研究コース
授業を担当する教員 福岡万里子
成績評価区分 Grading Scale A,B,C,Dの4段階評価 Four-grade evaluation
レベル Level Level 4
力量 Competence 国際力 Global competence

担当教員
氏名
◎ 福岡 万里子

授業の概要 近世から19世紀にかけての日本と欧米・東アジアの関係について、関係する文献や史料を素材として、日本や東~東南アジアの海域を舞台に展開した多様なアクターの相互関係/国際関係に注意を払いながら考え、議論する。大航海時代から近世近代転換期までの数百年を範囲として、受講生の興味関心に応じてトピックを選ぶ予定。授業は演習形式とし、関係する文献や史料を講読し、批判的に吟味しながら進める。
到達目標 日本は日本を見ていただけでは分からない。対外関係史はなおさらそうである。本演習では、日本を国際関係の中に位置づけて相対的に考える視角を養うことを目指す。また文献であれ史料であれ、テクストを正確に、深く理解し、本質的な論点を抽出する方法についても体得を目指す。
成績評価方法 授業への参加貢献度(50%)、報告(50%)による。
実施場所 教員研究室/共同利用研究室
使用言語 日本語、英語、場合によりドイツ語、オランダ語
教科書・参考図書 文献は受講者の関心・希望も踏まえつつ選定する。
参考図書:桃木至朗編『海域アジア史研究入門』(岩波書店、2008年)
羽田正編・小島毅監修『東アジア海域に漕ぎ出す1-海からみた歴史』東京大学出版会
、2013年
授業計画 1. イントロダクション
2. 文献1の講読・議論(1)
3. 文献1の講読・議論(2)
4. 文献1の講読・議論(3)
5. 文献1の講読・議論(4)
6. 史料の講読・議論(1)
7. 史料の講読・議論(2)
8. 史料の講読・議論(3)
9. 史料の講読・議論(4)
10. 史料の講読・議論(5)
11. 文献2の講読・議論(1)
12. 文献2の講読・議論(2)
13. 文献2の講読・議論(3)
14. 文献2の講読・議論(4)
15. 総合討論
キーワード 東アジア国際関係史
日本対外関係史
日本近世史
日蘭関係史
日米関係史
日独関係史
他コース学生が履修する際の注意事項 他コース学生の履修者は、福岡万里子『プロイセン東アジア遠征と幕末外交』(東京大学出版会、2013年)またはリサーチマップに一覧のある福岡の論文のいずれかを参照した上で、関心を持った方限定。
講義に関する問い合わせ先 mfukuoka@rekihaku.ac.jp
関連URL https://researchmap.jp/mfukuoka