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シラバス参照
講義名
アジア政治交渉論
講義開講時期
後期 2nd Half
基準単位数
2
代表曜日
代表時限
コース等
33 日本歴史研究コース
授業を担当する教員
成績評価区分 Grading Scale
P(合格),F(不合格)の2段階評価 Two-grade evaluation
レベル Level
Level 4
力量 Competence
国際力 Global competence
担当教員
氏名
◎ 髙田 貫太
授業の概要
古墳時代の日朝関係がどのような形態、意図で行われたのかについて、各政治勢力(倭、百済、新羅、加耶、栄山江流域など)の複合的な視点から検討する。
到達目標
古墳時代の日朝関係史をめぐる考古学的研究の現状と課題について理解を深める。そのために、研究史の整理を通じて課題を浮き彫りにする。つぎに、古墳時代の日朝関係がどのような形態、意図で行われたのかについて倭や朝鮮半島の双方向的な視点から理解できる知識を身につける。
成績評価方法
・講義における口頭試問 60%
・最終レポート 40%
実施場所
担当教員の研究室
使用言語
日本語、韓国語
教科書・参考図書
高田貫太2014『古墳時代の日朝関係』吉川弘文館
高田貫太2017『海の向こうから見た倭国』講談社現代新書
適宜、プリントを配布
授業計画
1. ガイダンス「日朝関係史とは何か」
2. 日朝関係史研究の現状と課題
3. 研究の枠組みと方法論
4. 弥生時代後半の関係史 12. 新羅と倭
5. 3世紀後半~4世紀前半の関係史
6. 4世紀後半~5世紀初頭の関係史
7. 5世紀前半の関係史
8. 5世紀後半の関係史
9. 6世紀前半の関係史
10. 日朝交渉の主体について
11. 倭の「軍事的活動」の実態について
12. 新羅と倭
13. 朝鮮半島の前方後円墳について(1)
14. 朝鮮半島の前方後円墳について(2)
15. 日朝関係史と現在
キーワード
日本考古学、韓国考古学、古墳時代、三国時代、日朝関係史、外来系文物
他コース学生が履修する際の注意事項
日本列島古墳時代に関する基礎的な知識が必要。履修前に、高田貫太2017『海の向こうから見た倭国』講談社現代新書を必読のこと。
講義に関する問い合わせ先
〒285-8502
千葉県佐倉市城内町117 国立歴史民俗博物館研究部
高田貫太
日本歴史研究コース事務:soken[a]ml.rekihaku.ac.jp([a]を@に変えてください)