授業の概要 |
東アジア出土資料の比較研究 先史・古代を対象として、日本列島出土資料を朝鮮半島および中国の視点で相対的に評価することを目的とする。アジア諸地域の相互交流を、生産と流通という物資文化の視点で評価する視点を涵養する。
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到達目標 |
「器物(遺物)」「場(遺跡)」を分類して諸現象を抽出し、生産あるいは流通の視点での検討をふまえ、文化圏・政治体を越えて器物・行為を共有する現象を評価する視点・能力を身につけ高めることを目指す。 授業は演習形式でおこない、関連論文の精読と討議をもって進行する。提供する素材は、先史・古代の東アジアを対象とするが、時空を限定することなく、受講者各自が関心に沿ってテーマを設定し、物質文化の視点で交流現象を評価する実践の場としたい。
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成績評価方法 |
授業内での報告・発表をもって、100%の成績評価をおこなう。 |
実施場所 |
研究室 |
使用言語 |
日本語 |
教科書・参考図書 |
特に指定しない。授業中に、適宜指示する。 |
授業計画 |
1. 各自の思考・認識の確認① 2. 各自の思考・認識の確認② 3. 検討対象・テーマの設定と予察① 4. 検討対象・テーマの設定と予察① 5. 生産論の検討視点① 6. 生産論の検討視点② 7. 生産論の検討視点③ 8. 流通論の検討視点① 9. 流通論の検討視点② 10. 流通論の検討視点③ 11. 対外交渉の評価視点① 12. 対外交渉の評価視点② 13. 対外交渉の評価視点③ 14. 各自のテーマに即した検討① 15. 各自のテーマに即した検討②
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他コース学生が履修する際の注意事項 |
特になし |
講義に関する問い合わせ先 |
日本歴史研究コース:soken@ml.rekihaku.ac.jp |